【初心者でも簡単にわかる!?IT用語ざっくり紹介】クラウドとは何か?

Excel講座を担当しております、松尾です。

最近よく耳にする「クラウド
なんとなくイメージはできるけど、人に説明するとなると表現が難しい…
そのような方向けにざっくり「クラウドとは何か?」を解説させていただきます!

そもそもクラウドってどんなものがあるの?

クラウドがどのようなものなのか理解するためには、自身で使っているクラウドサービスをイメージしていただくとわかりやすいと思います。

主要なクラウドサービスを並べてみました。あなたが普段使っているものはありますか?

  • GmailなどのGoogleサービス
  • box
  • twitterやfacebookなどのSNS

ご自身が使っていて馴染みのあるサービスをイメージしながら以下を読み進めていただけると嬉しいです。

クラウドサービスの仕組み

クラウドは「雲」を意味しています。
厳密にいうと様々な種類や考え方があるのですが、ここではざっくりクラウドサービスとは「インターネット上にあるサービス」だと思っていただいて構いません。

クラウド 仕組み

上記の仕組みを踏まえたうえで、クラウドサービスの特徴を見てみましょう。

  1. インターネットに繋がっていればどの端末からでも利用できる
  2. サービスが継続される限りアップデートされ続ける可能性が高い
  3. コスト削減に繋がる

1つ目と2つ目の特徴は個人で利用しているクラウドサービスの仕様などから理解していただきやすいと思います。
例えばtwitterならパソコンやスマホから閲覧できますよね。
twitterはちょこちょこ仕様が変更されたり、新機能が追加されたり…

twitterに限らずクラウドサービス事業者は利用者に継続して利用してもらうために繰り返しアップデートすることが多いですよね

3つ目の特徴はあまり個人で利用している場合は実感しづらいと思うのですが、企業にとってはかなりのメリットとなります。
それでは、3つ目の特徴を理解するためにクラウドサービス以前に主流だった方法と比較してみましょう。

クラウドサービス以前の仕組み|オンプレミス

クラウドサービスが提供され始める前までに主流だった仕組みはオンプレミスです。
オンプレミスは各企業が自社の中で情報システムを保有・運用することです。

基本的には自分たちの要望に沿って開発する独自システムであり、運用も自分たち(もしくは自分たちの責任の下業者に委託する)で行います。

0から開発するため要望を反映しやすいというカスタマイズ性が高い一方で、開発コストが高くなりやすいというデメリットがあります。
さらに、運用費についても使った分だけの従量課金制ではなく、実際の使用量に関わらず一定費用が掛かってしまいます。
また、オンプレミスシステムが一旦リリースされた後に機能を拡張するなどは容易ではありません。

以上、オンプレミスの特徴を整理すると以下の通りです。

  1. 企業ネットワーク内でのみ利用可能
  2. 開発時は要望を反映させやすい一方、一旦リリースされたら機能を追加するのが難しい
  3. 開発費・運用費が高い

今後の流れ

導入コスト、運用コストの低さやサービス利用のしやすさから、今後クラウド化が進んでいくと考えられています。

個人で利用いただくサービスについてはあまり深く考える必要はないとは思いますが、
もし企業内でのIT担当として自社のあるべきIT戦略を検討する際にはクラウドサービスの利用も検討していけるといいかもしれません。

+ITメンバーにはインフラエンジニアもおりますので気になることがあればぜひわいわい会にてご相談ください。

以前、紹介したIT用語については下記リンクをご参照ください。