未経験からSE転職して活躍できる人の特徴

Java講座担当の原田です。
今回は「未経験からSE転職して活躍できる人の特徴」についてご紹介します。

未経験からSE転職して活躍できる人って?

SEは「高いスキルや論理的思考力が必要だ」と、よく言われます。
しかし、実際は未経験から転職してきた方でも活躍している方がたくさんいます。

そう考えると、高いスキルや論理的思考力が活躍する人の必須な特徴ではないような気がしますね。では未経験から始めてもバリバリ活躍している人にはどんな特徴があるのでしょうか?

活躍できる人の3つの特徴

転職してSEとして活躍している方にもさまざまな方がいますが、一見ばらばらに見える方の中には共通する特徴があります。

また、意識して試すことでできるようになることが多いので、ぜひ参考にしてみてください。

特徴1 的を絞って調べる力

まず一つ目は知りたい情報を的確に手に入れる力です。

SEで現場に入ると(時間は会社によって異なりますが)「15分調べてわからないことがあったら聞いて」と言われます。
仕事の大半は調べる時間で、「どこまではわかって」「どこからがわからない」かはっきりするまでは調べます。

分からないところは「こう調べたけどわからなかった」もしくは「こんな記事が出たが●●という意味と受け取ったが違うのか?」等、自分が理解できない範囲がわかるように質問すると伝わりやすいです。

また質問の際には特徴2の仮説も使うことでより伝わりやすくなります。

特徴2 情報を元に仮説を立てる力

次は、得た情報から仮説を立てる力です。

例えば、プログラムの実行結果が「プログラムAにCを書くと文字が表示された」、「プログラムBにCを書くと文字が表示された」となれば「Cは文字を表示するコマンド?」という仮説を立てることができますよね。

このようにある程度、状況からあたりをつけて、仮説を持つことが重要です。
業務では毎日新しいことを学ぶので、すべてをやみくもに調べて回っては時間が足りなくなってしまいます。

なので、解決したい課題を中心に据えて、解決のために仮説を立てながら調査をすると短時間で解決していくことができます。

特徴3 意思決定して実行する力

最後は意思決定して実行する力です。

仮説から最適と思えるものを素早く選び、実行に移すことが重要です。
特徴1と2が揃っても、実行に移さなければ意味がないですからね。

また、一人で仕事するようになると、すぐ実行できる人と実行できない人の差がだんだんとひらいていき、経験値の差として現れてきます。

おわりに

ここまで未経験からSEへ転職して活躍できる人について、ご紹介してきました。
せっかく転職するなら、活躍の幅を広げたいという方も多いのではないでしょうか?

是非意識して身に着けて、スキル関係なく、活躍できるSEへ一歩踏み出しましょう。

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