
「もうすぐ10月か……」と感じたときこそ、働き方や収入を見直すタイミングです。
年末まで残された時間は限られていますが、エンジニアの場合、今から準備を始めることで、年内の収入アップにつながる選択肢を作れます。
特に、現在の月収が20~30万円程度で、「もう少し収入を増やしたい」「このまま会社員を続けていいのかな」と感じているなら、一度キャリアを整理してみましょう。
10月は「来年のため」ではなく「年内の行動」を始める
キャリアについて考えるとき、「来年から頑張ろう」と考えてしまう人は少なくありません。
しかし、10月から動き始めれば、年末までの3カ月でもできることはあります。
いきなり転職や独立を決める必要はありません。まずは現在のスキルや経験を整理し、自分がどんな仕事なら収入を上げられそうなのかを知るところから始めます。
まずは自分の「市場価値」を整理する
エンジニアとして働いていると、毎日の業務に追われて、自分が何ができるのかを改めて考える機会は意外と少ないものです。
そこで10月にやっておきたいのが、これまでの経験の棚卸しです。
- 使用した言語・フレームワーク
- 担当した開発・運用業務
- 経験したプロジェクト
- 設計・構築・テストなどの担当範囲
- チーム内で任されていた役割
- 顧客や他部署とのやり取りの経験
「大した経験じゃない」と思っている業務でも、外から見ると評価できる経験かもしれません。
特に常駐型の仕事では、実際の現場でどんな業務を経験してきたかが、次の仕事を考えるうえで重要になります。
11月は「収入を上げる方法」を具体的に調べる
スキルを整理したら、次は「この経験を使って、どんな働き方ができるのか」を調べてみましょう。
選択肢は、今の会社で昇給を目指すことだけではありません。
転職、副業、フリーランスなど、エンジニアには複数の働き方があります。
なかでも、フリーランスに興味があるなら、常駐型で週5日勤務する働き方も選択肢の一つです。
「フリーランス」と聞くと、自宅で一人で仕事をするイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、常駐型の場合は、これまでの会社員としての働き方に近い形で、クライアント先のプロジェクトに参加するケースもあります。
これまで会社員として培ってきた経験を活かしながら、別の働き方を検討できる点が特徴です。
「会社員以外の人」と話してみる
収入アップを考えるとき、意外と大切なのが情報収集です。
会社の中だけにいると、どうしても「周りの人と同じようなキャリア」が基準になりがちです。
一方で、会社以外のエンジニアと話してみると、「そんな働き方もあるのか」と新しい発見があるかもしれません。
フリーランスとして働く人や、転職した人、別の技術分野に挑戦している人などと話すことで、自分の選択肢も広がります。
たとえば、エンジニア同士が交流できる社外コミュニティに参加するのも一つの方法です。
+IT(プラスアイティー)では、ITエンジニアが会社以外の人と交流できるコミュニティも開催されています。
「いきなり転職相談はちょっと……」という人でも、まずは他のエンジニアの働き方を知るところから始めてみるとよいでしょう。
12月は「実際に相談する」段階へ
10月に経験を整理し、11月に情報を集めたら、12月は具体的な相談をしてみましょう。
ここで重要なのは、最初から「フリーランスになる」と決める必要はないということです。
「自分の経験だと、どのくらいの仕事があるのか」「今の収入から変えられる可能性はあるのか」など、気になることを聞いてみましょう。
自分一人で求人情報を眺めているだけでは分からないことも、経験者や専門家に相談することで見えてくる場合があります。
特に、「今の会社に大きな不満があるわけではないけれど、もっと収入を上げたい」「会社以外の人間関係も作りたい」という人は、相談することで次の一歩が見つかるかもしれません。
年内にやっておきたい3つのこと
ここまでの内容をまとめると、10月から年末までに取り組みたいことはシンプルです。
- 10月:自分のスキル・経験を棚卸しする
- 11月:転職・副業・フリーランスなどの選択肢を調べる
- 12月:実際に人へ相談して、自分の可能性を確認する
この3ステップだけでも、「なんとなく収入を上げたい」という状態から、「自分なら何ができそうか」という具体的な状態に変わっていきます。
「もっと稼ぎたい」は、働き方を考えるきっかけになる
「もっと稼ぎたい」という気持ちは、決してお金だけの問題ではありません。
将来的に結婚したい、家を買いたい、好きなことにもっとお金を使いたい、働く時間や場所を選べるようになりたい。
そんな希望を実現するために、収入と働き方を一緒に考えてみることが大切です。
今の会社で経験を積み続けるのも一つの道ですし、転職やフリーランスという選択肢を調べてみるのも一つの方法です。
「今すぐ会社を辞めたいわけではない。でも、他にどんな働き方があるのか知りたい」
そう思った時点で、キャリアについて考え始めるには十分なタイミングです。
10月から動けば、年末には「選べる側」に近づける
年末までの3カ月は、何かを大きく変えるには短く感じるかもしれません。
しかし、情報を集め、自分の経験を整理し、社外の人と話してみるには十分な時間です。
大切なのは、いきなり答えを出すことではありません。
まずは「自分にはどんな選択肢があるのか」を知ることです。
もし今、「会社員を続ける以外の働き方も気になる」「常駐型フリーランスって実際どうなの?」「自分のスキルで収入アップを狙えるの?」と感じているなら、一人で悩み続ける必要はありません。
経験や現在の仕事内容を整理したうえで、フリーランスとしての働き方について相談してみるのもよいでしょう。
10月は、来年の目標を考えるだけの月ではありません。
年内に収入アップへの一歩を踏み出す月として、自分の働き方を見直してみてはいかがでしょうか。
