
フリーランスに興味があるエンジニアの方へ。今回は「健康管理」がテーマです。特に常駐型で週5日働くSESフリーランスの場合、体を壊す=即収入ゼロにつながるため、会社員以上に健康の重要性が高まります。
今の働き方に不満があって、もっと自由で場所に縛られない働き方に惹かれている。そんな方にこそ、自分の体を守ることがどれだけ大事か、ぜひ知っておいてほしいです。
■ フリーランスは「働けない=収入ゼロ」という現実
会社員であれば病気やケガで休んでも有給や傷病手当で一定の収入があります。しかしフリーランスは、自分が動けないと契約そのものがストップします。特に常駐フリーランスは、出勤できない状態が続くと契約終了につながる可能性もあります。
「好きな働き方で自由に稼ぐ」ためには、まず自分の体が資本になる。これは想像以上に重要なポイントです。
■ 若いからこそ油断しやすい“健康リスク”
20〜30代は体力もあり、無理が効いてしまいます。そのため「ちょっと寝れば大丈夫」「まだ若いから平気」と思いがちです。しかし、エンジニアという仕事は長時間のPC作業・運動不足・ストレス蓄積が重なり、気づいた時には体を壊していた…というケースが少なくありません。
とくに独立初期は案件確保のプレッシャーで無理をしがちです。だからこそ、早い段階から健康管理の習慣を持っておきたいところです。
■ では、フリーランスはどう健康を守る?具体策まとめ
● 1. 睡眠時間は「固定」する
夜更かしは集中力・判断力を大幅に落とします。毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるだけで体の負担がかなり減ります。
● 2. 1日20〜30分の軽い運動をルーティン化
ウォーキングや軽い筋トレで十分です。運動は「疲れた体を回復させる効果」があり、仕事のパフォーマンスにも直結します。
● 3. 3食きちんと食べる(特に朝)
フリーランスは生活リズムが崩れやすいため、食事を整えるだけでメンタルも安定します。外食ばかりの方はサラダやスープをプラスするだけでも違います。
● 4. 年に1回の健康診断は必須
会社員のときは強制でしたが、フリーになると自分で予約しないと受けません。逆に言うと、ここをサボっているフリーランスが非常に多いです。むしろスキルアップと同じくらい大事な「投資」と考えましょう。
● 5. 稼ぎながら“相談できる仲間”をつくる
フリーランスは孤独になりやすく、それがストレスにつながります。常駐先では相談しにくい悩みやキャリアのことを話せる「社外のつながり」があると精神的にかなり楽になります。
もしコミュニティを探している場合は、エンジニア向けイベントが多い+IT(プラスアイティー)主催のコミュニティも自然に人脈を広げやすくおすすめです。
■ 健康管理は「稼ぐためのスキル」でもある
自由に働きたい、もっと稼ぎたい、新しい経験を積みたい…。そんな気持ちがあるなら、まずは体を整えることが最優先です。健康管理は自己管理スキルでもあり、フリーランスにとっては立派な武器です。
毎日安定して働けるフリーランスほど、クライアントから信頼されて、長く収入を確保できます。つまり、健康=収入の安定そのものと言えます。
■ これからフリーランスを目指す人へ
あなたが今感じている「会社に縛られたくない」「もっと自由に働きたい」「自分の腕で稼げるようになりたい」という気持ちは、多くのフリーランスが独立前に抱いていたものです。
そして実際に飛び込んだ人は、「もっと早く知りたかった」と感じるほど柔軟な働き方を実現しています。
もし健康管理や独立準備、案件の取り方について不安があれば、気軽に相談してください。あなたの状況に合わせたアドバイスをお伝えします。
