+IT 清水です。
コマンドプロンプトってなんですか?という質問を受けたので、軽くご紹介します。
コマンドプロンプトの詳細はいろんな方が書いているので、わかりやすさ重視でご説明ができればと思います。
1.コマンドプロンプトとは
2.コマンドプロンプトの基本的な使い方
1.コマンドプロンプトとは
まずはWindowsの成り立ちからおさらいしましょう。
これは、よく見るWindowsの画面ですが、
昔のコンピュータには、このような画面がなく、マウスで操作できませんでした。
WindowsのようなOSが出る前は、コマンドで操作を実行していました!
そして、今でもこの操作方法は残っています。
つまり、OSには、GUIとCUIという2種類のインターフェース(操作方法)が存在しています。
GUI(Graphical User Interface) =画面操作
CUI(Charactor User Interface)、CLI(Commmand Line Interface) =コマンド操作
OSの機能にアクセスするためには、シェルというものを使います。Windowsでは一例として、以下のようなものがあります。
GUIシェル
Windows Explorer
CLIシェル
コマンドプロンプト
そう、コマンドプロンプトとは、
コマンドと呼ばれる命令文を用いて、
Windowsの操作や設定をおこなうためのコマンドラインシェルの一種です。
ちなみに・・・
Mac OSでは、「ターミナル」というコマンドラインシェルが提供されています。
ちなみに、CUIを使ってOSを操作するメリットは以下のとおりです。
2. コマンドプロンプトの基本的な使い方
起動の仕方(Windows10の場合)
<①検索ボックスを使用する方法>
検索ボックスを表示している場合、
検索ボックスに「cmd」と入力。
↓
検索結果のコマンドプロンプトをクリックすると起動します。
<②アクセサリから起動する方法>
「スタートメニュー」→
「Windowsシステムツール」→
「コマンドプロンプト」をクリック
Windows7以前は「アクセサリ」→「システムツール」
<③ファイル名を指定して実行する方法>
「Windows+R」→
(「Windowsキー」を押しながら「Rキーを押す」)
「ファイル名を指定して実行」
↓
「cmd」と入力して
「OK」ボタンをクリック
コマンドプロンプトは全ての操作を文字列のコマンドを用いて行います。
「コマンドライン」と呼ばれる入力行に、「命令文+命令を実行する対象」を入力して
「Enterキー」を押すと、命令が実行されます。
実際にコマンドプロンプトを使っていくのは次回のブログで続きを書きます。
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