
「フリーランスって自由そうでカッコいい」「あの人、会社辞めてフリーでやってるらしいけど、実際どうなんだろう?」
そんな風に思ったこと、ありませんか?
もしあなたが今、会社員エンジニアとして働いていて、「今の働き方に何となくモヤモヤしている」「このまま年齢を重ねていくことに不安を感じている」のであれば、フリーランスという選択肢は一度真剣に考えてみる価値があります。
今回は、現役フリーランスエンジニアである筆者が、会社員時代と現在を比較しながら「リアルな違い」についてお伝えします。読んだあとに「ちょっと相談してみたいな」と思ったら、気軽にご連絡くださいね。
1. フリーランスって、実は“会社員的”な働き方もできる
「フリーランス=完全在宅・好きな時に働く」
というイメージを持っている人も多いと思いますが、実際には週5で企業に常駐(あるいはリモート)して働く案件も多く、むしろこちらがフリーランスの“王道”だったりします。
常駐型フリーランスは、開発チームに加わって一緒に案件を進めていくスタイル。現場で経験を積みながら報酬も得られるので、会社員と大きく変わらない働き方に見えるかもしれません。でも、実際には「働き方の自由度」「収入面」「人間関係」において、大きな違いがあるのです。
2. フリーランスと会社員のリアルな比較
■ 収入面:年収が上がる人がほとんど
フリーランスに興味を持つきっかけとして一番多いのが「もっと稼ぎたい」という気持ち。
実際、会社員時代に月収25万円だった人が、フリーランスになって月収50万円~70万円に上がるケースは珍しくありません。
常駐型の案件でも、月単価60万円~80万円がボリュームゾーンです。スキルや経験にもよりますが、実務経験が3年以上あれば十分に狙えるラインです。
手取りが増えれば、貯金もしやすいし、家族計画や住宅購入も現実的に考えられるようになります。将来の選択肢が広がるのは、大きな魅力です。
■ 働き方:自分でコントロールできる自由さ
会社員の頃は、「繁忙期は残業が当たり前」「急な飲み会」「人事評価のための目標管理シート」など、避けられない“会社の都合”に振り回されていた人も多いのではないでしょうか。
フリーランスは、自分の意志で仕事を選べます。
「この案件は残業多そうだからやめておこう」
「フルリモートの現場にしたい」
「年末年始は1ヶ月休みたい」
といった自由な選択ができるのが特徴です。
もちろん、働く時間がゼロになるわけではありませんが、「会社に縛られている感覚がない」というのは精神的にかなりラクです。
■ 人間関係:適度な距離感で付き合える
フリーランスの良さとして、よく聞くのが「人間関係のストレスが減った」という声。
常駐型であっても、“社員”という立場ではないため、社内政治や飲み会への強制参加などは基本的にありません。「今のチームが合わないな」と思えば、次の現場に移る選択もできます。
上下関係や評価を意識することなく、対等な立場で働けるのは、思った以上に心地よいものです。
3. 不安要素とどう向き合うか?
「とはいえ、フリーって不安じゃない?」
そう思うのも自然です。特に周りにフリーランスがいない場合は、不透明な部分も多いでしょう。
ただ、今はエージェントを通して仕事を受けるスタイルが一般的です。
案件探し、契約手続き、単価交渉、税務サポートなども含めてサポートしてくれるため、「いきなり全部一人でやる」必要はありません。
また、「いきなり独立が怖い」という人は、副業や業務委託の形で週1~2日の案件から始めるのもアリです。まずは“会社の外で働いてみる”経験を積むことで、フリーランスへの道がグッと近づいてきます。
4. こんな人はフリーランスに向いています
あなたがもし、以下のような気持ちを抱えているなら、きっとフリーランスの働き方にフィットします。
- 今の給料に満足していない
- 会社の制度やルールにストレスを感じる
- もっと成長できる環境に身を置きたい
- 働く場所や時間を自分で決めたい
- 自分の力で仕事を取っていけるようになりたい
「自分にはまだ早い」と感じているかもしれませんが、実際に一歩踏み出した人たちも、最初はみんな同じような不安を抱えていました。ですが、「やってみてよかった」と口を揃えて言っています。
5. まとめ:フリーランスという“選択肢”を知ることが第一歩
フリーランスになることが“正解”とは限りませんが、「こういう働き方もある」と知っておくだけで、あなたのキャリアの視野は一気に広がります。
今すぐ会社を辞める必要はありません。ただ、自分に合った働き方を模索する第一歩として、情報収集を始めてみるのはおすすめです。
もし「話だけでも聞いてみたい」「自分がフリーランスになれるか相談したい」という方がいれば、ぜひお気軽にご連絡ください。あなたの状況やスキルに合わせた現実的な道筋を、一緒に考えさせていただきます。
自分の人生に責任を持てるのは、自分だけです。
今の働き方に少しでもモヤっとする気持ちがあるなら、それは「何かを変えるタイミング」が近づいているサインかもしれません。
その第一歩を、一緒に踏み出してみませんか?