+ITの浅野です。
今回の記事ではTradingView(トレーディングビュー)でPineスクリプトを使い移動平均線をチャートに表示させるコードを紹介します。
以下の2つのコードでPineエディタから移動平均線を簡単に出すことができます。
study("マイスクリプト", overlay=true) plot(ema(close, 5), color=color.green)
1つ目の行はインジゲーターに必須のコードでstudy()を使いPineスクリプトで作成するインジケーター(指標)のタイトルを入力します。
本記事ではマイスクリプトというタイトルにしています。
2つ目の行は移動平均線を出すコードになります。移動平均線にもいくつか種類がありますが、Exponential Moving Average(EMA)という指数平滑移動平均線を出しています。
plot関数というコードを使います。上記のコードは終値に基づいた指数平滑移動平均線の5日線を緑のカラーでチャートと一緒に表示させるというコードです。
たった2行で完成となります。
Pineエディタの右上にある保存をした後、チャートに追加をクリックします。
チャートに追加後、下図の通りテクニカルチャート上にローソク足と一緒に移動平均線が追加されます。
移動平均線を複数表示したい場合は、plot関数を1行追加し5を100にするなどして別の線を追加することができます。
以上になりますが、移動平均線のインジゲーターを簡単に表示させられることがお分かりいただけたと思います。
なお、投資用語の詳しい説明は省かせていただきましたので用語について興味のある方は調べてみてください。また投資の利益を保証する内容ではありませんのでご了承ください。