年末年始に後悔しないために!10月から考えるエンジニアのキャリアチェンジ

「今年もあっという間だったな……」

年末が近づくと、そんなことを考えるエンジニアも多いのではないでしょうか。

仕事はそれなりにこなせている。大きな不満があるわけでもない。でも、「来年も今と同じ働き方をしているのかな?」と考えると、少しモヤモヤする。

もしそんな感覚があるなら、10月はキャリアを見直すのにちょうどいいタイミングです。

今回は、年末年始に「結局何も変わらなかった」と後悔しないために、10月から始めたいエンジニアのキャリアチェンジについて解説します。

なぜ10月からキャリアを考えるのがおすすめなのか

10月になると、年末まで残り3か月ほどです。

「まだ3か月もある」と思うかもしれませんが、転職やキャリアチェンジには、情報収集や応募、面接などの時間が必要です。

年末になってから「来年こそ転職しよう」と考えるより、秋から少しずつ動いておくことで、余裕を持って選択肢を比較できます。

大切なのは、10月の時点で転職を決断することではありません。

まずは「自分にはどんな働き方があるのか」を知るところから始めてみましょう。

まずは「今の仕事を続けたい理由」を整理する

キャリアチェンジを考えるとき、「会社の嫌なところ」ばかりを考えてしまうことがあります。

もちろん、不満を整理することも大切です。

ただ、それと同時に「今の仕事で気に入っているところ」も書き出してみましょう。

  • 仕事内容は好き
  • 給与には大きな不満はない
  • リモート勤務ができる
  • 人間関係は悪くない
  • 技術を身につけられる

こうして整理すると、「全部変えたいわけではない」ということに気づくかもしれません。

自分が残したいものと変えたいものが分かれば、次の仕事に求める条件も明確になります。

「会社が嫌」なのか「働き方を変えたい」のか

エンジニアがキャリアチェンジを考えるとき、ここは特に重要です。

たとえば、「開発の仕事は好きだけど、社内の目標設定や会議が多い」という人がいるでしょう。

「技術は好きだけど、会社の上下関係や人間関係に疲れている」という人もいるかもしれません。

一方で、「そもそも今とは違う技術領域に挑戦したい」というケースもあります。

仕事内容を変えたいのか、環境を変えたいのか、働き方を変えたいのか。

ここを分けて考えると、転職先を探すときの軸が作りやすくなります。

10月は「市場価値」を確認してみる

次にやっておきたいのが、自分の市場価値を知ることです。

求人サイトを見て、現在の自分と似た経験を持つエンジニアが、どのような条件で募集されているのか調べてみましょう。

年収だけではなく、仕事内容、使用技術、担当工程、勤務地、リモートの有無などもチェックします。

すると、「今の経験でも意外と選択肢がある」「このスキルを伸ばせば、さらに選択肢が増えそう」といった発見があります。

キャリアチェンジは、まず自分の現在地を知るところから始まります。

11月に向けて職務経歴を整理する

10月に情報収集をしたら、次は自分の経験を整理しておきましょう。

転職活動では職務経歴書を作成しますが、普段の仕事を振り返るだけでも、自分の強みが見えてきます。

「Javaを使った」「サーバーを構築した」といった技術だけでなく、顧客との調整、障害対応、チーム内の改善なども立派な経験です。

「何をやったか」だけではなく「自分がどんな役割を担ったか」まで書き出してみましょう。

転職だけがキャリアチェンジではない

キャリアを変えるというと、「別の会社へ転職する」ことをイメージしがちです。

しかし、エンジニアにはさまざまな働き方があります。

たとえば、会社員として別の企業へ転職する方法のほか、フリーランスとして案件単位で仕事をする方法もあります。

「いろいろなプロジェクトを経験したい」「自分のスキルを活かして収入を上げたい」「会社という組織とは少し違う距離感で働きたい」という人なら、フリーランスも選択肢の一つです。

常駐型フリーランスという働き方

フリーランスと聞くと、好きな場所で自由に働くスタイルを想像するかもしれません。

一方、エンジニアのフリーランスには、週5日でクライアント先に常駐する働き方もあります。

これまでのSESや開発経験を活かしながら、案件単位で仕事を選んでいくスタイルです。

会社員から大きく環境を変えることだけを目的にするのではなく、「自分の経験をどんな形で活かせるか」という視点で調べてみるとよいでしょう。

会社以外のエンジニアと話してみる

「キャリアを変えたいけど、何が自分に合っているのか分からない」という人は、会社の外にいるエンジニアと話してみるのもおすすめです。

会社と家の往復が中心だと、どうしても自分の会社の働き方が基準になります。

転職経験者やフリーランス、副業をしているエンジニアと話すことで、今まで知らなかった働き方を知るきっかけになります。

ITエンジニア同士の交流を広げたいなら、+IT(プラスアイティー)が主催するコミュニティなどを活用するのも一つの方法です。

仕事とは少し違う場所で人と話してみると、「こういう働き方もあるのか」と視野が広がるかもしれません。

12月に「決断」できなくても大丈夫

10月から動き始めたからといって、年末までに必ず転職先を決める必要はありません。

大切なのは、自分で選択肢を持った状態で年末を迎えることです。

求人を見た結果、「今の会社でもう少し経験を積もう」と思うかもしれません。

逆に、「思っていたより条件の良い求人がある」と分かり、転職活動を本格的に始めるかもしれません。

どちらも、自分のキャリアについて考えたからこそできる判断です。

年末年始に「来年こそ」と言わないために

年末になると、「来年はもっと頑張ろう」「来年こそ転職しよう」と考えがちです。

でも、何も情報を持たないまま新年を迎えると、結局いつもと同じ生活が続いてしまうことがあります。

だからこそ、10月から少しずつ動いてみましょう。

求人を見る。自分のスキルを整理する。他社のエンジニアと話す。

これだけでも、今までとは違った景色が見えてきます。

まとめ:10月はキャリアチェンジの「準備期間」

年末年始に後悔しないために、10月から始めたいことをまとめると、次の4つです。

  1. 今の仕事で変えたいこと・残したいことを整理する
  2. 求人を見て自分の市場価値を確認する
  3. これまでの経験やスキルを整理する
  4. 転職やフリーランスなど、働き方の選択肢を知る

キャリアチェンジは、いきなり会社を辞めることではありません。

まずは情報を集めて、「自分にはこんな働き方もある」と知ることから始められます。

「今より収入を上げたい」「もっと経験を積みたい」「場所に縛られず働きたい」「会社以外のエンジニアともつながりたい」。

そんな気持ちが少しでもあるなら、この10月をきっかけに、自分のこれからの働き方を考えてみてはいかがでしょうか。

「自分の経験なら、どんなキャリアを選べる?」
「転職とフリーランス、どちらが自分に合っている?」

そんな疑問があれば、ぜひ気軽にご相談ください。現在の経験や希望を整理しながら、これからの働き方を一緒に考えてみましょう。