秋から市場価値を上げる!20代・30代エンジニアが年末までに身につけたいスキル

「今の仕事は続けられる。でも、このままでいいのかな?」

20代・30代のエンジニアなら、一度はそんなことを考えたことがあるのではないでしょうか。

特に、毎日会社と家の往復。業務にも慣れてきた一方で、収入はなかなか上がらない。将来的にはもっと稼ぎたい、自由な働き方もしてみたい。

そんな人におすすめしたいのが、秋から年末までの数カ月を「市場価値を上げる期間」にすることです。

秋はエンジニアのスキルアップに向いている

夏が終わると、仕事のペースも少しずつ落ち着いてきます。

年末までの期間は、長すぎず短すぎないため、「新しいことを始める」にはちょうどいいタイミングです。

今から準備しておけば、年末には「このスキルを身につけた」と言える状態を作れます。

そして、その積み重ねは転職だけでなく、フリーランスという働き方を考えるときにも武器になります。

① クラウドの基礎を身につける

まず注目したいのが、AWSやAzureなどのクラウド関連スキルです。

すでに開発やインフラの経験がある人なら、自分の専門分野と組み合わせることで、仕事の選択肢を広げやすくなります。

いきなり難しい資格を目指す必要はありません。まずは「クラウドとは何か」「どんなサービスがあるのか」を理解するところから始めてみましょう。

年末までに資格取得や実際に触った経験まで作れれば、職務経歴書に書ける材料も増えていきます。

② AIを「使えるエンジニア」になる

もう一つ、今から身につけておきたいのが生成AIを仕事で活用するスキルです。

AIそのものを開発できなくても問題ありません。コード生成、レビュー、テスト、ドキュメント作成など、日々の業務で活用できる場面はたくさんあります。

大切なのは「AIに仕事を奪われるか」を考えることではなく、AIを使って自分の仕事の生産性を上げられるかです。

同じ経験年数のエンジニアでも、効率よく成果を出せる人とそうでない人では、今後の市場価値に差がつく可能性があります。

③ 自分の得意分野を一つ決める

「何でもできます」という状態も悪くありませんが、キャリアを考えるなら自分の強みを一つ言語化することも重要です。

たとえば「Javaの開発経験がある」「AWSを使ったインフラ構築ができる」「Web系のバックエンドが得意」などです。

さらに「〇〇の経験が3年あります」と具体的に説明できれば、自分がどんな仕事で価値を出せるのかが見えやすくなります。

これは転職活動だけでなく、フリーランスとして案件を探すときにも役立つ考え方です。

④ 技術だけでなく「説明する力」も磨く

意外と差がつきやすいのが、自分の経験を相手に伝える力です。

「〇〇を使いました」だけではなく、「なぜその技術を選んだのか」「どんな課題を解決したのか」まで説明できるようにしておきましょう。

面接でも、案件面談でも、評価されるのは技術だけではありません。

自分がやってきたことを整理して話せる人は、経験やスキルの価値を相手に伝えやすくなります。

⑤ 会社の外にもエンジニアのつながりを作る

会社員として働いていると、人間関係がどうしても「会社中心」になりがちです。

でも、少し外に目を向けるだけで、転職した人、フリーランスとして働いている人、副業をしている人など、さまざまなエンジニアに出会えます。

会社以外のコミュニティに参加すると、「こんな働き方もあるんだ」と視野が広がることがあります。

たとえば、+IT(プラスアイティー)が主催するIT系のコミュニティなど、エンジニア同士で交流できる場を探してみるのも一つの方法です。

年末までに「市場価値」を見える形にする

スキルアップで重要なのは、「勉強した」で終わらせないことです。

資格を取得した、実際にクラウドを触った、AIを業務で活用した、開発実績を整理したなど、第三者に説明できる形にしておきましょう。

たとえば8月・9月は学習、10月は実践、11月は実績整理、12月はキャリアの棚卸しというように、段階を分けると行動しやすくなります。

数カ月前の自分と比べて、「できることが増えた」と感じられれば、それだけでも大きな前進です。

スキルを増やすと「働き方」の選択肢も増える

エンジニアとして経験を積んでいくと、働き方の選択肢も少しずつ広がります。

今の会社でキャリアアップする。より条件の良い会社へ転職する。副業に挑戦する。そして、常駐型のフリーランスとして案件に参画するという選択肢もあります。

フリーランスと聞くと、「完全に一人で働く」というイメージがあるかもしれません。

しかし、常駐型であれば、企業のプロジェクトに参加しながら週5日勤務するスタイルもあります。これまでのエンジニア経験を活かしながら、会社員とは違う働き方を考えられるのが特徴です。

「今すぐ辞める」ではなく、まず選択肢を増やそう

「会社員が嫌だからフリーランスになる」という考え方だけでなく、自分が働き方を選べる状態を作ることが大切です。

そのためには、スキル、経験、実績、人脈を少しずつ増やしていくこと。

今の環境が悪くなくても、「実はこんな働き方もできる」と知るだけで、キャリアに対する見え方は変わります。

場所に縛られずに働きたい。もっと収入を上げたい。会社以外の人ともつながりたい。いつかフリーランスとして働いてみたい。

そう感じているなら、まずは年末までの数カ月を、自分の市場価値を高める時間にしてみてはいかがでしょうか。

年末の自分から、今の自分を振り返ってみよう

数カ月後、「あのとき勉強を始めてよかった」と思えるかどうかは、今日の行動で変わります。

まずは自分のスキルを棚卸しして、「これから伸ばしたい分野」を一つ決めてみましょう。

そして、転職やフリーランスなど、今とは違う働き方が気になるなら、実際にその働き方をしている人の話を聞いてみるのもおすすめです。

「自分の経験でフリーランスになれる?」「今の年収からどれくらい変わる?」「どんな案件がある?」など、気になることがあれば、一人で悩む必要はありません。

自分のスキルや経験を整理してみるだけでも、次に進むためのヒントが見つかります。

秋から少しずつ準備を始めて、年末には今より一段上の自分へ。

市場価値を上げることは、収入だけでなく「働き方を選べる自分」を作ることにもつながります。