フリーランスでも昇給はできる!案件単価を上げるための交渉術

「フリーランスって昇給ないですよね?」
会社員からフリーランスに興味を持ったとき、多くの人が一度はそう思います。
評価制度も上司面談もないなら、給料はずっと同じなのでは…と不安になりますよね。

でも実は、常駐フリーランス(SES)でも昇給は十分に可能です。
しかもそのスピードは、会社員より早いことも珍しくありません。
この記事では、案件単価を上げるための具体的な交渉術を解説します。


■ フリーランスの「昇給」は単価交渉で決まります

会社員の場合、昇給は年1回・数千円というケースも多いです。
一方フリーランスは、案件単価がそのまま収入になります。
月単価が5万円上がるだけで、年収は60万円アップします。

つまりフリーランスの昇給とは、
「評価される → 単価交渉をする → 次の契約で反映される」
という、とてもシンプルな仕組みなのです。


■ 単価交渉がうまくいく人・いかない人の違い

単価交渉と聞くと、
「図々しいと思われそう」「断られたら気まずい」
と感じる人も多いと思います。

ただ、単価交渉がうまくいく人は、
感情ではなく事実と実績をもとに話しています。
逆に、なんとなくお願いする人ほど失敗しやすいです。


■ 案件単価を上げるために必要な3つの準備

1. 現場での実績を言語化しておく

単価交渉の前に必ずやるべきなのが、実績の棚卸しです。
・担当範囲が広がった
・対応スピードが上がった
・トラブル対応を任されるようになった
こうした変化を具体的にまとめておきましょう。

2. 「次も継続したい」と言われる状態を作る

現場からの評価が高いほど、交渉は有利になります。
更新前に「次もお願いしたい」と言われる状態なら、
単価アップの話は自然な流れで切り出せます。

3. エージェントと事前にすり合わせる

交渉の窓口は、基本的にエージェントです。
「いくら上げたいか」「根拠は何か」を事前に共有しておくことで、
エージェント側も交渉しやすくなります。


■ 年齢・経験別:単価アップを狙う目標設定

ここからは、フリーランスとしての年数ごとに、
どんな成長を意識すれば単価アップにつながるのかを見ていきます。

● フリーランス3年目:安定稼働+信頼構築で単価アップ

3年目までは、派手なスキルよりも安定感が評価されます。
納期を守る、報連相が的確、体調管理ができている。
これだけでも「替えがきかない存在」になれます。

目標設定例:
・一人で完結できるタスクを増やす
・指示待ちではなく提案を1つ出す
・更新時に月5万円アップを目指す

● フリーランス5年目:現場を支える存在として評価される

5年目になると、技術面でも余裕が出てきます。
ここからは「この人がいると現場が回る」という価値が重要です。
設計やレビュー、相談役を担えると単価は上がりやすくなります。

目標設定例:
・サブリーダー的な役割を担う
・後から入った人をフォローする
・月単価70万〜80万円を目指す

● フリーランス10年目:専門性 or 調整力で高単価を安定させる

10年目になると、強みが明確な人ほど評価されます。
特定技術に深い人、顧客と調整できる人は、
90万〜100万円クラスの案件でも声がかかります。

目標設定例:
・技術かマネジメントの軸を決める
・顧客と直接やり取りできる立場になる
・条件交渉を前提に案件を選べる状態になる


■ 単価交渉を成功させるコツ

● 更新タイミングを逃さない

単価交渉は、契約更新前がベストです。
現場が「継続したい」と考えているタイミングなら、
条件変更の話も受け入れられやすくなります。

● 金額ではなく「価値」を伝える

「生活が苦しいから上げてほしい」ではなく、
「これだけの価値を提供できるようになった」
という伝え方を意識しましょう。


■ 社外のつながりが交渉力を高める

単価の相場感や交渉事例は、現場だけでは得にくい情報です。
+IT(プラスアイティー)が主催するエンジニアコミュニティのように、
同じ立場の人と情報交換できる場があると視野が広がります。

「自分の単価は妥当なのか?」を知るだけでも、
次の一手が見えやすくなります。


■ まとめ:フリーランスの昇給は、自分で作れる

フリーランスには、決められた昇給制度はありません。
その代わり、自分の成長がダイレクトに収入に反映されます。
これは、会社員にはない大きな魅力です。

もし今、
・今の単価が適正かわからない
・交渉の仕方が不安
・フリーランスに向いているか知りたい
と思っているなら、気軽に相談してみてください。

あなたの経験や目標に合わせて、
無理のない単価アップの道筋を一緒に整理します。
選択肢を知ることが、次のステップにつながります。