Pineスクリプト言語とは

+ITの浅野です。

今回はTradingView(トレーディングビュー)というトレード分析ツールの専用プログラミング言語「Pineスクリプト」を紹介します。
TradingViewは株や先物、仮想通貨などの金融取引の世界でよく使われているトレードツールになります。

上の画像がTrading Viewの画面になります

金融取引の世界では、トレード分析でどこが売買ポイントかを判断するために色々とテクニカル手法や指標があります。
分析ツールを使用するトレーダーはその手法や指標を組み合わせて買いか売りかを見極めています。

そのTrading Viewで使える「Pineスクリプト」は、何かプログラミング言語に携わっている方であれば、比較的理解しやすい言語かと思います。

TradingViewでは無償でテクニカル手法に使われるボリンジャーバンド、移動平均線などの様々な指標を表示させることができます。ただし無償版では表示できる指標の数に制限があり、より多くの指標で分析したい場合は有償版が必要になります。

「Pineスクリプト」を使うことで無償版以上の指標を表示させることができたり、複数の指標を組み合わせて独自の分析手法や指標を作成したりするのにも使われます。

もっとマニアックになってくると自動売買システムを作れたりします。

実際の画面で下の画像の「Pineエディタ」からプログラムを作成します。

+ITのブログでは、金融取引の専門用語の詳しい解説はしませんが、
今後、簡単なプログラミングをして、何が作れるかも紹介していきたいなと思います。