早くも連載企画となった『僕らが講師を始めたワケ』第2弾は、ExcelVBAコース担当の河合がお送りいたします。
なお、第一弾は「僕らが講師を始めたワケ」の記事をどうぞ。
私は元々文系の大学卒で、全くの未経験からソフトウェア開発会社に就職し、SEになりました。
SEになった理由は、
「人見知りだから営業は絶対無理!事務職も性格的に無理!」という消去法と、「SEだったら手に職で将来安泰かな」という軽い感じでした。
人前に立つことや、コミュニケーションが苦手な自分が、まさか講師をやるなんて、社会人になったばかりの自分からは全く想像がつきませんでした。
『フリーランスSEになって見えたこと』
講師を始めたのは社会人11年目で、フリーランスSEになっていた時です。
その頃、30歳前後の、特に女性の友人や後輩からキャリアの相談を受けることが多くなりました。
彼女たちの悩みは、今の職種で収入アップや昇進が見込めないこと、就業時間的に結婚出産との両立が難しいこと、何年も同じ内容の仕事を繰り返して成長がないことなどでした。
そういう方からすると、実力に応じて収入が上がりやすく、 フリーランスやリモートワークなど、働き方の幅も広がりやすいSEはかなり興味深かったようです。
ただ、興味はありながらも
「自分には無理」
「むずかしそう」
と、やる前から諦めている方もすごく多いと感じました。
未経験からSEになっていた私には、「自分ができているのだから、誰にでもできるよ!」とすごく勿体なくて残念に思えました。
そんな時、代表の清水君の
未経験からSEになりたい方やIT業界でキャリアアップしていきたい人のためにスクールを立ち上げたいとの想いを聞いてぜひ一緒にやらせてほしいとお願いしたのです。
『プログラミング講師のやりがい』
立ち上げはもちろん大変なことも多かったのですが、どうやったらもっと面白さが伝わるか? どういう表現が分かりやすいか? と試行錯誤しながらカリキュラムを創る面白さもありました。
何より、それをやった先に、誰かの人生が変わるかもしれないというのが、頑張る理由になりました。
私はよく色んな意味で「SEっぽくないね」と言われます。笑
昔はくやしい思いもしていたこともありますが、今では、そういう自分がプログラミングの講師をすることが、とても意味のあることだと思っています。
自分だったら、「SEってこういう感じでしょ」という既成概念を崩すことができますし、「きちんと学べばプログラミングは誰でもできる」と自信を持ってお伝え出来るからです。